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【2016年5月ベトナムニュース】オフショア事業者が独断でまとめた13選

春風温かく、時おり夏日を感じる【2016年5月】の中で、私の印象に残っている「ベトナム関連ニュース」を今回も独断でまとめてみました!

■ニュース01.ベトナム産バナナが「ドン・キホーテ」で販売開始

“日本最大級の総合ディスカウントストア「ドン・キホーテ」で4月30日、ベトナムから輸出したバナナの販売が開始された。ベトナム産バナナが日本の小売市場で正式に販売されるのは今回が初めて。”

“駐日ベトナム大使館商務部のグエン・チュン・ズン公使参事官所長によると、今回販売が開始されたバナナ15tは地場フイロンアン社(Huy Long An)が輸出したもの。東京都や埼玉県、千葉県などのドン・キホーテ10店舗余りで取り扱われているという。”

※参考:ベトナム産バナナ、日本のドン・キホーテで販売開始
(VIETJO, 2016/05/05)

■ニュース02.ネット通販拡大!今後は電子決済の環境整備が課題

“ベトナムは、インターネット通販市場の拡大が続いている。同国情報通信省傘下の電子商取引・情報技術庁(Vecita)が4月に発表した「ベトナム電子商取引報告2015年版」によると、15年の企業と消費者(BtoC)間の電子商取引の売上高は、前年比37%増の40億7000万ドル(約4422億万円)に達した。背景にはネットの急速な普及拡大がある。”

“一方、同報告の調査でネット通販の決済方法を聞いたところ(複数回答)、約1000人の調査対象者のうち、91%が現金による代金引換と回答した。銀行の口座振り替えの利用者は48%、クレジットカードを利用した人は20%にとどまった。同国では電子決済の安全性を懸念する消費者も多く、電子決済の環境整備が今後の課題といえそうだ。”

※参考:ベトナム、ネット通販拡大続く 15年、売上高37%増の4422億円
(SankeiBiz, 2016/05/11)

■ニュース03.ビングループが2016年末までにコンビニ1000店舗

“ビングループ(ベトナムの複合企業)コンビニエンスストア「ビンマート・プラス」を今年末までに約1000店舗をオープンする。2014年に展開を始めた同国最大のコンビニチェーンで、現在は約650店運営している。”

“人口約9300万人のベトナムの小売市場は年間約1100億ドル(約12兆円)規模で、近代的な小売チャネルにカバーされている人口は全体の約25%にすぎない。市場規模は2020年までに1500億ドルを突破する見通しだ。”

※参考:ベトナムのビングループ、コンビニ1000店出店へ
(日本経済新聞, 2016/05/11)

■ニュース04.ベトナム公務員の最低賃金が3年ぶりに引き上げ

“2015年11月に国会が採択した2016年度国家予算に関する決議により、公務員の最低賃金が従来の月額115万VND(約5560円)から+5.2%引き上げられ、121万VND(約5850円)となった。”

“公務員の最低賃金は、2013年7月に月額105万VND(約5070円)から115万VND(約5560円)に引き上げられて以来、予算不足を理由に調整が先送りされていた。これにより、公務員の間で不満が広まると共に、予算運営を強く非難する意見が多く上がっていた。”

※参考:公務員の最低賃金、3年ぶりの引き上げで121万VNDに
(VIETJO, 2016/05/05)

■ニュース05.日本式教育カリキュラム導入の日本国際学校が開校

“ハノイ市ハドン区で7日、日本国際学校(Japanese International School)が開校した。”

“日本国際学校理事会のダオ・スアン・ホック理事長は「現在、日本国際学校は2歳児から小学6年生までを受け入れている。小学校の教科書は、全て日本の小学校のカリキュラムに沿ったものを使用する。当校は日本式教育カリキュラムを導入するベトナムで最初の学校となる」と紹介した。”

“同校の山田正校長も挨拶に立ち、「まず幼稚園と小学校を開校するが、今後、中学校と高校も設置する予定だ。国土の発展に貢献する人材を育成することを目指している」と述べた。”

※参考:ハノイ:日本国際学校が開校、日本式教育カリキュラムを導入
(VIETJO, 2016/05/11)

■ニュース06.GMベトナム新社長にGMジャパン社長の石井氏

“米ゼネラルモーターズ(GM)のベトナム現地法人であるGMベトナムの新社長に、8月1日付けでゼネラルモーターズ・ジャパン株式会社(東京都品川区)の石井澄人代表取締役社長が就任する。”

“石井氏は1964年生まれ。1996年までトヨタ自動車株式会社(愛知県豊田市)に勤務した後、同年にGMジャパンに入社。1998年から2003年にかけて北米で新商品開発を担当し、2010年からGMジャパンの社長を務めている。”

※参考:GMベトナム新社長にGMジャパン社長の石井氏が就任へ
(VIETJO, 2016/05/18)

■ニュース07.ASEAN進出企業実態調査(進出国別)第3位

“日本国内最大級の企業情報データベースを保有する帝国データバンク(東京都港区)は17日、ASEAN進出企業実態調査の結果を発表した。ASEAN全域を対象とした調査は今回が初めて。”

“調査結果によると、ASEANに進出している日本企業は1万1328社(複数国進出の重複を除く)で、進出国別のトップはタイ(4788社、構成比30.4%)。以下、◇シンガポール(2821社、同17.9%)、◇ベトナム(2527社、同16.0%)、◇インドネシア(2021社、同12.8%)、◇マレーシア(1672社、同10.6%)と続いた。”

“ベトナムについて、ベトナム進出企業のみを調査した2012年2月の調査時から、今回の調査で進出企業数が+63.9%増加している。また、2014年11月に実施した「海外進出に関する企業の意識調査」の中で、「生産拠点として最も重視する国・地域」で1位に選ばれている。”

※参考:ASEAN進出企業実態調査、進出国別でベトナムが3位
(VIETJO, 2016/05/19)

■ニュース08.ベトナムIT最大手「FPT」がダナンに巨大開発拠点

“ベトナムのIT(情報技術)最大手、FPTが海外からの受注拡大に動く。・・・高級ホテルと美しいビーチで知られるベトナム第3の都市、ダナン。4月22日、スタジアムのように巨大な開発施設「FPTコンプレックス」が開業した。敷地面積は5.9ヘクタールと同国中部のIT拠点で最大だ。”

“最大の競争力は「職種によってはインドの半分以下」とされる人件費の安さだ。ダナンは非製造業の月額基本給が約300ドル。約100万の人口を抱え、ダナン工科大学など有名校も多い。ハノイやホーチミン市より2~3割安い賃金で良質なIT人材を確保できる。”

“FPTの海外受注額は日本が50%、米が27%と2カ国で約8割を占める。ビン会長は自由貿易圏の拡大でさらなる受注増を期待する。ベトナムの外資企業も含む海外からのIT受注を「15年の4.5倍の10億ドルに増やしたい」と鼻息が荒い。”

※参考:ベトナムFPT、IT受託の巨大開発拠点始動  エンジニア1万人体制に
(日本経済新聞, 2016/05/21)

■ニュース09.オバマ大統領がハノイ市に到着、チョン書記長、クアン国家主席らと会談し、南シナ海問題やTPPなどを議論

“オバマ米大統領は22日夜、ベトナムの首都ハノイに到着した。1975年のベトナム戦争終結以降、米大統領の訪越はクリントン氏、ジョージ・W・ブッシュ氏に次ぎ3人目。最高指導者のグエン・フー・チョン共産党書記長、チャン・ダイ・クアン国家主席らと会談し、南シナ海問題、環太平洋経済連携協定(TPP)などについて議論する。”

“オバマ大統領の訪越は初めて。米がベトナム戦争以降41年間にわたって禁止している武器輸出を全面解除するかどうかが焦点となる。南シナ海の軍事拠点化を進める中国に対抗するうえで、米越両国にとって連携強化は不可欠な情勢だ。”

※参考:オバマ米大統領、ベトナム到着 チョン書記長らと会談へ
(日本経済新聞, 2016/05/23)

■ニュース10.オバマ大統領が対越武器禁輸を全面解除を表明、クアン国家主席は越米関係の完全正常化を宣言

“ベトナムを訪問中のオバマ米大統領は23日、ハノイの国家主席府でチャン・ダイ・クアン国家主席と会談した。

大統領は会談後の共同記者会見で、ベトナム側が求めていた武器禁輸の全面解除を表明。クアン主席は「両国関係は完全に正常化した」と宣言した。両首脳はまた、中国が軍事拠点化を進める南シナ海情勢をめぐって意見交換したと明らかにした。

現職米大統領のベトナム訪問は1995年7月の国交回復以降、3人目。かつて戦火を交えた米越関係は、過去20年以上の和解プロセスを経て「その性格を大きく変容させる」(オバマ氏)ことになる。

クアン主席は「われわれは敵同士だったが友人となり、現在はさまざまな分野でパートナーになった」と述べた。両首脳は共同声明で、政治経済、国防、社会など各分野で関係深化を目指すと確認した。”

※参考:米、対越武器禁輸を全面解除=完全正常化を宣言-南シナ海で中国けん制
(時事通信, 2016/05/23)

■ニュース11.旧市街でブンチャーを食べたオバマ大統領がハノイ市で演説:「米国はベトナムのパートナーに」

“オバマ大統領は冒頭、ベトナム語で「シンチャオ(Xin chao、『こんにちは』の意)」と挨拶し、ベトナム政府及び国民の熱烈な歓迎への謝辞と共に、「昨夜は旧市街でブンチャーを食べてビールを飲んだ。とても美味しかった。(ベトナムの)道路は混雑していて、こんなにも多くのバイクを見たのは生まれて初めてだ」とベトナムに対する感想を述べた。

越米関係について同氏は、「ベトナムの領土はベトナムの王のもの」というリー(李)朝(1009~1225年)時代の武将リー・トゥオン・キエット(Ly Thuong Kiet)の詩を引用し、「ベトナムは何世紀もの間、他国に支配される運命にあったが、不屈の精神で独立した」とした上で、「ベトナムの独立と主権を他国が侵すことはできない」と述べた。

また、これまで両国は多くの面で協力してきたとし、「これからは彼方の国を知り、彼方の人を大切にする」という音楽家の故バン・カオの歌詞を引用して、「今後は両国の協力をますます強化し、関係を更に深めていきたい」と語った。”

※参考:「米国はベトナムのパートナーに」、米大統領がハノイで演説
(VIETJO, 2016/05/25)

■ニュース12.ベトナムと日本はパートナーを超えて友人同士へ

“グエン・スアン・フック首相は26日から28日にかけて、三重県志摩市賢島(かしこじま)で開催中の主要国首脳会議(G7伊勢志摩サミット)に合わせたアウトリーチ(拡大)会合に出席するため、日本を訪問している。フック首相にとって現職就任後初の訪日となる。”

“フック首相はインタビューで、「43年前に国交が樹立されて以来、越日関係はあらゆる面で年々深まっている。両国は戦略的パートナーというだけでなく、類似した文化を有し、経済的利益を共にする、互いに信頼できる友人同士でもある」との認識を示した上で、「両国関係はこれまでで最も良好な発展段階にある」と述べた。

両国の経済については、「両国間の2015年の貿易額は280億USD(約3兆0800億円)に達し、2000社余りの日系企業数がベトナムに進出している。ベトナムで実施されている日本の投資案件数は3000件余り、その投資認可額は計390億USD(約4兆2900億円)に上る。また、2015年に約70万人の日本人がベトナムを訪れ、約20万人のベトナム人が日本を訪問した」とし、経済だけでなく、両国国民の交流活動も活性化していることを強調した。

こうした両国関係を踏まえた上で、フック首相は日本との包括的な協力関係を更に強化すると共に、地域の平和維持、各国間の友好・協力関係の推進に貢献したい意を示した。”

※参考:フック首相「越日はパートナーかつ友人」、日本メディアの取材で
(VIETJO, 2016/05/27)

■ニュース13.ベトナムで大人気「ドラえもん映画」の新作公開!

“映画ドラえもんシリーズ通算第36作「ドラえもん 新・のび太の日本誕生」が、27日からベトナムの各映画館で公開されている。上映劇場は、◇ギャラクシーシネマ、◇ロッテシネマ、◇CGVシネマなど。”

“藤子・F・不二雄の名作「ドラえもん」は、ベトナムでも不動の人気を誇っている。「新・のび太の日本誕生」は、日本とベトナムのほか、◇マレーシア、◇シンガポール、◇台湾、◇中国、◇香港でも公開される。”

“ベトナムでドラえもんの映画作品が上映されるのは、2006年の「のび太の恐竜2006」、2013年の「のび太のひみつ道具博物館」、「新・のび太の大魔境~ペコと5人の探検隊~」、2014年の「STAND BY ME ドラえもん」、2015年の「のび太の宇宙英雄記」に続いて、「新・のび太の日本誕生」が6作目となる。”

※参考:「ドラえもん 新・のび太の日本誕生」、ベトナムで5月27日公開
(VIETJO, 2016/05/28)