【ベトナムニュース2015まとめ】オフショア事業者が独断と偏見で選んだ年末10選!

2015年(平成27年)の師走、いかがお過ごしでしょうか。みなさまメリークリスマス!当記事は年末企画として、2015年の中で私の印象に残っている「ベトナム関連ニュース」を独断と偏見でまとめてみました!ジングルベルが聴こえるのも、いよいよ今日が最後。さあ10選はじめます!

(2015年12月25日公開記事)

■ニュース01.「ベトナム経済成長率(GDP)上方修正+6.5%!」

“世界銀行(WB)は、ベトナムのマクロ経済状況に関するレポートの中で、2015年における国内総生産(GDP)成長率見通しを従来予想の+6.2%から+6.5%に上方修正した。また、2016年のGDP成長率予想も、+6.3%から+6.6%へと引き上げている。WBがGDP成長率予想を上方修正した理由として、個人消費や投資の増加により内需の回復が続いていることなどが挙げられる。

※参考「世界銀行、2015年GDP成長率予想を+6.5%に上方修正」
(VIETJO, 2015/12/03)

■ニュース02.「TPP大筋合意/100%関税撤廃に振りきる決断!」

“世界銀行(WB)は「東アジア・大洋州地域の半期経済報告」を発表した。WBベトナム事務所の経済専門家サンディープ・マハジャン氏は、ベトナム経済は環太平洋経済連携協定(TPP)が締結されれば多くの利益を得ることができるとの見方を示した。・・・経済政策研究所が以前に発表したベトナム経済に対するTTPの影響に関する報告によると、TTPにより関税が撤廃されればベトナムのGDPは2%上昇する可能性があり、これは参加国の中で最も高いという。”

※参考「世銀予想:TPPはベトナムのGDPを8~10%押し上げる効果」
(VIETJO, 2015/10/06)

“関税撤廃に消極的であったベトナムがいきなり関税を100%撤廃する『100%カード』を切ってきた時にはかなり驚いた。・・・その後、マウイ島で開催された夕食会でベトナムの閣僚から『100%の関税撤廃については国内でも議論はあったが、国運をかける決断をした』と打ち明けられたが、そこからベトナムは一気にTPPのルールメーカーになり、全体をチェックする側に回った。”

※参考「TPP交渉の舞台裏、甘利大臣明かす「ベトナムが”100%カード”切って主導権」」
(マイナビニュース, 2015/10/21)

(C) vneconomy
(C) vneconomy

■ニュース03.「ASEAN共同体が正式始動!経済連携強化へ」

“ASEAN加盟10か国の首脳は、会議スケジュールの一部としてASEAN共同体の発足を正式に宣言した。・・・「域内6億人単一市場」をうたうASEAN共同体は、「政治・安全保障」「経済」「社会・文化」の3本柱で構成され、12月31日より正式に始動する。共同体が始動すれば、関税撤廃や税関手続きの簡素化により商品価格が下がるほか、労働者の移動が自由化されることで失業率も低下するものと見込まれている。”

※参考「ASEAN共同体の発足を宣言、6億人単一市場に期待」
(VIETJO, 2015/11/24)

■ニュース04.「ベトナム技術革新力がASEAN3位に急上昇!」

“2015年の世界技術革新力ランキング(Global Innovation Index=GII)で、ベトナムは2014年の71位から大きく順位を上げて、世界141か国・地域中52位となった。日本は前年の21位から3ランク上昇し、19位だった。・・・ベトナムは、ASEAN諸国の中でシンガポール(7位)とマレーシア(32位)に次ぐ3位となり、今回初めてタイ(55位)を追い抜いた。”

※参考「世界技術革新力ランキング、ベトナムはASEAN3位に急上昇」
(VIETJO, 2015/09/24)

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■ニュース05.「サムスンがベトナム現地優秀人材の囲い込み!」

“日系企業の現地駐在員が恐れをなす相手、それが韓国のサムスン電子の現地企業サムスン電子ベトナムだ。サムスンは2009年、ハノイ北部に工場を作り、その後規模を拡張し、2014年3月には新工場を稼働。ハノイ北部の2工場で10万人を超える従業員を抱える規模にまで急拡大している。”

“さらに起こったもう1つの出来事に日系企業は頭を悩ませる。サムスンの新卒学生の囲い込みだ。この春、同社はインターネットも活用して大々的に採用活動を行った。2013年から2015年の大卒者やエンジニアの大量採用を実施した。応募者は2万人にのぼり、サムスンによると昨年比で3倍だという。”

“サムスンは主力のスマートフォンの生産などをベトナムに移管する計画で、研究開発の拠点も設ける。そこで、現地の優秀な人材を確保すべく、囲い込みを始めたのだ。”

※参考「サムスン、ベトナムで2万人の大卒募集の衝撃」
(日経ビジネスオンライン, 2015/09/09)

■ニュース06.「ヤフーが開発拠点向けにベトナム現地法人!」

“ヤフーがベトナム ホーチミンシティに100%子会社の現地法人を設立する。同社が東南アジアに開発拠点を立ち上げるのはこれが初となる。現地法人の名称は「Techbase VietNam Co., Ltd」。”

“「日本の人口を見ると、20年後には20歳男性だけを比較しても30%の減少が予測されている。であれば理系・エンジニア志望の採用を国内で考えるのは大変になる。その際にアジアで高品質な開発ができるようにしたい」”

“「オフショアのコストは年間10%程度で上昇している。かといって『コストが日本の○○%になったらやめる』といった考えではない。むしろ20年後に日本のエンジニアが3割減っても開発できる体制を作りたい」”

※参考「ヤフーがベトナムに開発子会社、アジアで「20年後の開発体制」構築へ」
(TechCrunch, 2015/04/13)

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■ニュース07.「訪日ベトナム人が47ヶ月連続で最高値更新中!」

“日本政府観光局(JNTO)が発表した統計によると、2015年11月の訪日ベトナム人の数は前年同月比+40.8%増の1万4600人で、11月として過去最高だった2014年の1万0370人を約4200人上回り、11月の過去最高を記録した。ベトナムは2012年1月から47か月連続で各月の最高値を更新している。”

※参考「11月の訪日越人+40.8%の1.5万人、年初11か月は17.5万人」(VIETJO, 2015/12/18)

(観光のみならず、日本へのベトナム人留学生も昨今急増中。日本学生支援機構によると、2014年5月1日時点での日本におけるベトナム人留学生数は2万6439人(中国に次いで第二位)で、昨年比の1万3799人と比べて+91.6%増加していた。2015年の統計情報はまだ出ていないが、最近では学校側の受け入れが追いつかないほど多くの学生たちが来日していると聞く。※ネオラボ筆者文)

■ニュース08.「美味しいベトナム産マンゴーが日本初上陸!」

“日本の専門家は21日、東南部ビンズオン省トゥアンアン郡にあるヤサカフルーツの果物処理工場及びホーチミン市のグッドライフ社(Good Life)の工場を訪れ、果物蒸気処理作業の検査を実施した。その結果、国産マンゴーは対日輸出の品質基準を満たしていると認定された。・・・マンゴーは、ドラゴンフルーツに続き対日輸出基準を満たした2番目の果物となる。国産マンゴーが日本のような品質に厳しい市場への輸出条件をクリアしたことで、他の市場への輸出チャンスが拡大するものと期待されている。”

※参考「ヤサカ、ベトナム産マンゴーの日本輸出に向け準備中」
(VIETJO, 2015/10/23)

photo by tuoitre
(Photo by tuoitre)

■ニュース09.「超人気ベトナムメッシがJリーグに移籍決定!」

“水戸ホーリーホックが8日、グエン・コン・フオンの獲得内定を発表した。グエン・コン・フオンは“ベトナムのリオネル・メッシ”との異名で知られる20歳のミッドフィルダーだ。卓越したテクニックで将来を期待されている。若干20歳ながら既にベトナム代表として活躍しており、Facebookページのフォロワーは約125万人とベトナムで国民的アイドルといった存在だ。”

※参考「J2水戸、“ベトナムのメッシ”の獲得内定を発表。FBフォロワーは125万人」
(Football-Channel, 2015/12/08)

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(写真:宇佐美淳)

■ニュース10.「巨大ピカチュウの群れが首都ハノイに出現!」

“ハノイ市ロンビエン区の「イオンモール・ロンビエン」に22日、巨大ピカチュウの群れが突如として出現した。約1000人の買い物客らは10匹の巨大ピカチュウに熱狂し、店内は一時大混雑となった。・・・ピカチュウが現れると、吹き抜け部分を取り囲むように1階から4階まで買い物客らが殺到し、多くの人々がスマートフォンを構えて写真撮影に興じた。”

※参考「ハノイのイオンに巨大ピカチュウの群れが出現、1000人が熱狂」
(VIETJO, 2015/11/25)

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(C) zing

 

あなたの「2015」はどのような年だったでしょうか。急成長国のベトナムは1年ごとに別の姿へと移り変わっています。そして来年(2016年)の初頭には4年に1度の「ベトナム共産党大会(第12回)」が開催される予定であり、もしかすると記念すべき年になるかもしれません。今年は大変お世話になりました。来年もネオラボをどうぞよろしくお願いいたします。みなさま良いお年を。