ベトナムで働く日本人駐在員の告白(第二夜インタビュー:飛翔編)

約1年半のベトナム駐在生活に終わりを告げて、先日帰国されたネオキャリアグループ「アクサス株式会社」の末武 和記(すえたけ かずき)さん。その新鮮な声を帰国直後にお伺いするべく、ネオラボで早速インタビューに行ってきました。ベトナム・東南アジアの駐在に関わられている方々をはじめ、そろそろ駐在のお告げが来そうな方、海外駐在員の生活にご興味ある方まで幅広くお読みいただければと思います。

今回は第二夜!さあインタビューを続けます!(第一夜:渡航編はこちらから)

■まったく異なる光景のベトナムで「非日常感」が止まらない!

[ネオラボ]:次に、末武さんご自身の感覚でお答えいただきたいのですが、日本の暮らしと比べて、ベトナム(ホーチミン)の現地生活にはどのような変化がありましたか?

[末武さん]:私の場合、日常のわかりやすい変化は「満員電車に乗らなくてもよくなった」ということです。ホーチミンの道路はバイクであふれていますが、身動きがとれないほどの通勤環境ではありませんでした。加えて、現地における物価の安さの中でも、特にタクシー料金がきわめて安価であり、現地の移動手段としてタクシーを頻繁に利用することになりました。ベトナムには「日本とはまったく異なる光景」が広がっていますので、しばらくは楽しくて仕方なかったです。いわば「非日常感」が止まらない土地でした。まあ3-4ヶ月すると多少は慣れてくるんですけどね(笑)

■ホーチミンは常夏の大地!ずっと晴れ晴れしていて気分爽快!

[ネオラボ]:外国生活で特に重要と言われている「現地の気候と料理」についてはいかがでしたか?

[末武さん]:私が駐在していた「ホーチミン市」は常夏の大地であり、基本的にずっと晴れているため、とても快適に暮らすことができました。晴れ晴れとしていて自然と気分がよくなってくる場所です。たとえ雨が降ったとしても、憂うつな気分になることもありませんでした。また、ベトナム料理も普通に美味しくいただけています。もちろん現地料理が合わない方は少なからずいらっしゃるのですが、自分は特に抵抗なく食べられたので幸運でした。

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■まあそんなこともあるよね!と笑い飛ばせる駐在員が強い!

[ネオラボ]:現地ではたくさんの駐在員の方とお会いされてきたと思うのですが、ずばり現地生活を楽しめるのはどのようなタイプの方なのでしょうか?

[末武さん]:おそらく「どれだけ馴染めるか」「どれだけ受け入れられるか」ということだと思います。楽観的に「まあそんなこともあるよね!」と笑顔で思えるかどうかは、現地生活を楽しむための鍵となるはずです。海外駐在に選ばれて現地入りするのは「適応力が高い方」が多い印象ですが、ごく稀に「業務命令」で来てしまっている方も見られます。そういった方の中には苦い思い出を抱えたまま帰国されてしまうケースもありますね。

■末武さん流「ベトナム駐在生活を120%楽しむ秘訣」とは?

[ネオラボ]:もう少し深掘りさせていただきますと、ベトナムの現地生活を「120%楽しみたい!」と思っている方に向けて、もっと楽しくなる工夫・心構えがあれば教えていただけませんか?

[末武さん]:「現地との壁」を作らないことかもしれません。もちろん自分たちも日本人同士でつるむんですけど、「そこだけで終わらないようにしていた」というのが楽しくできた理由の1つだったりします。たとえば、現地のバーとかに行って現地のベトナム人に声をかけたりするわけです。そうして普通にしゃべったり、そのまま二軒目三軒目とかに一緒に飲み歩いてみたりする。そんなかんじで「現地の人たちとコミュニケーションをとって一緒に遊ぶ」というところが楽しさを増すひとつの要因になるんじゃないかと思います。どうしても日本人は日本人で固まってしまって、日本人だけで遊びに行ってしまいがちです。仕事関係以外でも、現地の人たちとの交流を大切にできると海外駐在生活も変わってくるかもしれません。そうすれば現地にさらなる愛着が湧く可能性もあります。日本人同士であれば、日本でまた会えるかもしれませんが、現地の人たちはそこでしか会えない人ばかりです。一生に一度かもしれない交流だからこそ、やはり大切にできると良いですね。

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■万が一はありえる!駐在生活でリスクヘッジすべきことは何か?

[ネオラボ]:海外生活はすべてが順風満帆に行かないことと思われますが、何か「トラブル」のようなものに遭遇されたことはあったのでしょうか?また特に備えておくべきリスクはございますか?

[末武さん]海外生活でハイリスクなものに「病気」があると思います。私自身のことではないのですが、実際に病気をされてしまう方はいらっしゃいました。海外で大きめの病気になってしまうと、どれだけ費用がかかるかは分かりませんので「海外保険」は絶対必須だと感じます。あとは「盗まれること」もありえます。世界中どこでも起こりえることですが、ベトナムにもひったくりがあります。最初のうちは細心の注意を払うものですが、長く滞在している方ほど時に油断してしまいがちですので、私も継続的な注意を払ってきました。「異国の地」ではこれまでの常識が通用しないことが多くありますので、その土地に合わせたトラブル対処法(予防法)を身につけていただけると良いかと思われます。

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[To Be Continued] いよいよ次回が最終回!
【12/18公開】ベトナムで働く日本人駐在員の告白(第三夜)★追憶編)
・・・末武さんが帰国後のいまでも思い返すベトナムの魅力とは?・・・